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無礼院慈安宮

もはや備忘録

ハードボイルド・ランチ・パラダイス



とまあそういった訳でだよ。

いい加減なんか書けよと。ねぇ。




今回、俺の仕事中の活力源、
出先でのメシ事情について多少触れていこうと思う。

早い話が弁当の話だ。




東京・大井埠頭。
物流倉庫、コンテナターミナル、埠頭機能を持つ岸壁を内包する
東京港でもひときわ存在感のある埠頭。

その一角で売られているカレー弁当に俺は目がない。





こいつだ。

一見なんてこたないフッツーのソレだ。
しかしひとたびフタを解き放つとこいつは牙を剥く。






画 ヅ ラ き っ た ね え んだ。

一言でいうと海だ。
ちなみに開封の義にティッシュが必須だ。

通常、カレー弁当容器というのは、
カレーセクションとライスセクションにセパレートされているはずだ。
無論この容器とて例外ではない。

では何故、このようなカレーの海が出現するのか?
そのメカニズムにズームしていこう。





わかるかな?

コメギッチギチなんだよ。
フタ閉まるギリまでコメ詰めてあんの。

当然、カレーセクションに収まるカレーソース量では
コメの量に見合わないという、
極めてシリアスなプロブレムが生ずる訳だ。

そこで、
さらにオタマ一杯分のカレーをオーバードーズするという
超法規的(どこが)なプロセスを経ることにより
極めて高い次元でのバランシングが成されている。


想像するに

「おうオヤジメシ足んねんだよ。」
「もっとガッとさ。そうそうそれでいいんだよ。」
「カレーたんねぇだろ。ドバっとやっちゃえよ。」

といったクライアントのニーズ、
それもかなり生々しい形での現場の声が反映された結果であると
容易に推測することができる。



ところで、
このカレー弁当には大盛りが存在する。
フタのギリまでギッチギチなのにだ。

この弁当にはサービスで味噌汁が付くのだが、



その味噌汁容器を用いてミニカレーを生み出すという
極めてフレキシブルかつ斬新なアイディアによって成される。
たかが味噌汁容器と侮るなかれ。
なかなかの量がインストールされている。


想像するに

「オヤジよぉもうちょっとなんとかなんねぇか」
「おぅその、それでいいや、そこにメシいれてさ」
「そうそうそう!で、これ100円でいいよなぁ?(語気強め)」

といったような、クラ(以下略


ちなみにカレー(並)が500円、
その他大盛り用ミニカレー、トッピング用ハーフカツ、
クーラーボックス内の全てのドリンク、
みな100円プラスである。


なんかカツだけ高くね?
恐らくはそのあたりにオヤジのささやかな抵抗(以下略




実はカレーだけでなく、
作りおきの丼もの弁当も併せて販売されている。
しかし俺は
あまりにカレーが美味すぎて他の弁当を試したことがない。
しかし、有るときと無いときがあるのだが、




こんなパスタがあったりする。






くぅら。どうだ。このボリューム。




こっちもギッチギチだ。


しかしこいつがだ。
ガーリックのテイストがガツン!と効いていて、






いけちゃうわけだ。
港の荒くれ男どもをよくわかっている。

もうカレー×2をペロリと行ける日も近い気がしてきた。





興味がお有りの向きは是非。

大井南部陸橋から大井食品埠頭に向かい、
大井日通の西門近くのT字路の歩道上に
軽1BOXのケータリングマシンで現れる。


ただ、
コワモテの港湾労働者の列に並ぶ必要はある。



拍手[7回]

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コメント

1. 無題

羨ましいわぁ~

こういう凝ってないカレー弁当って絶対旨いでしょ?

これ食べるオフ会やりたい。

パスタも旨そう。

2. 無題

すっげぇ豪快wそれだけの量でしっかり食べれるのにワンコインっていうのはありがたいですね。

3. 無題

›なかおさん

うまいんだよこれー!
お昼にこの辺にいると必ずコレ。

これ食うオフ会ってwwwww参加者居るかなwwwww


›いっくん

ありがたいでしょう?
コワモテの港湾労働者の度重なる脅ゴッホゲホリサーチの結果完成した逸品ですよ。
ギッチギチなんだものホントにwww

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